ヒアルロン酸とは?使うとどんな効果がある?
そもそもヒアルロン酸とは、抜群の保水力を持つ高分子で人の体に元々保有しているものです。ただし加齢とともにその数は減少していきます。年を重ねると乾燥しやすくなるのは体の中のヒアルロン酸が減っているからなのです。化粧品はもちろん、食品にも含まれていて摂取の仕方は色々あります。
ヒアルロン酸は美容に効果があると思われがちですが、体の中の様々な部分で役割を果たしています。特に関節や眼球では衝撃を和らげるクッションのような役割も果たしているので、健康にも欠かせない存在です。そのため、ヒアルロン酸は肌の保湿、保水力を上げる効果の他、関節症やドライアイ、角膜の治療などにも効果があります。
ヒアルロン酸を効率的に取り入れるには?
ヒアルロン酸は肌に直接塗る他、食品やサプリメント、注射により摂取する方法があります。
ヒアルロン酸は人間の他、動物の体にも含まれているものですが、魚の目玉や軟骨、鶏皮など、普段の食事ではなかなか摂れるものではありません。動物性食品に含まれるヒアルロン酸は分子が大きいので腸から吸収されにくい上、熱に弱いので加熱調理では効果が得られません。
そこで、おすすめなのはサプリメントです。
サプリメントは吸収されやすいように分子の大きさを小さくして作られています。さらに体内に取り込まれたヒアルロン酸は再合成されるため、より効果を得やすいのです。吸収、再合成されやすいのは夜寝ている間なので、就寝前に摂取するのが効果的な取り入れ方法と言えます。
ヒアルロン酸は生体内に広く分布している物質の一種で、美容整形の分野ではシワ伸ばしやたるみなどの治療に使われます。